耳を鍛えるチャンス

発音と英語学習の関係 ――― 耳を鍛えるチャンス


私は機会があれば、生徒様にたくさん英語を聴くことを薦めます。
発音を学んでいる時は、耳を鍛えるチャンスだと思うからです。

最初の内、発音練習だけで手一杯の時は、発音に集中していただく方がいいと思うのですが、ある程度発音練習にも慣れ、通じるレベルになってくれば、たくさん英語を聴くことで(今までのカタカナ音を、頭から排除するくらいたくさん聴くほうが効果的です)正しい音に対して、耳が敏感になってきて、だんだんカタカナ発音に違和感を覚えるようになるはずです。

私自身、発音を気にしていなかった頃、リスニングが弱かったので、ヒアリングマラソンをしたり、たくさん英語を聴くトレーニングをやりました。

確かにそれなりに伸び、TOEICのスコアも上がりました。
(本場の英語への応用力はつきませんでしたが)←ここ重要です。

発音を学び始めた頃は、発音練習ばかりで、正直、英語の勉強まで手がつきませんでした。けれども、自分の発音が上達してくると、英語を聴きたくなり、英語を聴けば、自分が発せられるようになった音がでてくるわけですから、音に対して耳が敏感に反応するようになってくるのを感じた、のを覚えています。

カタカナ発音でも確かにリスニングは伸びるけれど、正しい発音を身につけたあとでは、リスニングの伸びは2倍にも3倍にもなるでしょう。

(そして、本場の英語にも対応できるという特典までついてくる) ←ここ重要です。

これは実際に、自分が経験したことです。

発音を学ぶ根底には、みなさん英語力を伸ばしたいという思いがあるはず。
私は今、発音だけを教えているが、やはり生徒さんの英語力が伸びてほしいという気持ちが常にあります。

発音だけでは英語力は伸びないけれど、正しい発音力を持っていれば、英語力を効率よく伸ばせるのです。
急がば回れ、のように思えるかも知れないけれど、本来の英語の道筋なのです。

「発音を学ぶ」ということの、理由の大きなひとつです。

(09/8/27)