短期間で発音は大きく変わる

指導経験から感じること ――― 短期間で発音は大きく変わる


発音を教えるようになってよく思うことがあります。

多くの人が、短期間のうちに上達がみられるのです。

上達具合は、確かに人それぞれで、最初から数回の内に急に伸び、その後しばらくは、伸びがゆるやかになる方もいますし、5、6回目まであまり変化なくても、7、8回目や12、13回目に急激に伸びる方もいます。

最初から、聞いてそのままコピーするのがすごく上手い方もいるし、最初は、カタカナからなかなか抜け切れない方もいらっしゃいます。

不思議なことに、すぐに出せるようになる音と苦手とする音も、本当に人によります。

しかし全体的に上達する期間をみれば、そんなに長くはかかりません。

上達の最たる理由は、ご本人の向上心と自宅トレーニング(短時間でOK)の成果の賜物によるものですが、実際に、そういった生徒さんを目の当たりにしていると、

「ああ、日本人はやればできるんだ。発音は難しいとか、できないとか、みんな思わないでほしいなあ」と

強く思います。

日本語をしゃべる時とは異なり、英語は使う部位も違うし、舌や口の動きも違うし、発声の仕方も違います。

普段使わない筋肉を動かしたりするので、最初はたどたどしく読み方も平坦でなめらかでないし、息の量も全然足りません。

それだけ違う言語で、時にカタカナにたよった英語に浸ってきたわけですから当然ですが、それもご本人が行動を起こして練習すれば、変わってくるのです。


まず「通じるレベル」を目指しましょう。

通じるレベルなら、短期間でも可能です。最初からネイティブレベルを目指す必要ないのです。

その通じる発音を英語学習に活かして、さらに英語力を磨いていくことで、発音もさらにレベルアップができますので、そうして総合的な実践力へつなげていきましょう。

(18/9/23 revi)