文法・語彙・発音を徹底する

実践英語を身につけるためのまず大事な三大柱と言えば、

　文法力・語彙力・発音力　です。

「文法も大事よね」
「単語を知らないとそもそも意味とれないよね」

とその辺りは容易に予測がつき、学習する上で多くの方が取り組もうとすると思うのですが、発音はなぜか置いてけぼりで、後回しにしがちです。

コミュニケーション手段として、会話はそもそも「音」です。なのになぜその学習を軽視してしまいやすいのでしょうか。

「日本語感覚でとらえない」の記事でも触れていますが、

人はつい得意な方、今までに経験した方を選んでしまいがちです。国語の学習と同じようにしてしまうということです。

そして、英語とはどういうもので、何が日本語と違うのかを考えて、自身が目的とする英語習得を果たすためには何が必要なのか、という戦略を考えないことが大きな原因と言えます。


カタカナの音しか知らないと、英語の音をカタカナに変換して理解しようとしてしまいますが、そこで本来の英語の音と乖離が生じることを忘れないでください。


そして、「英語初心者だから発音の学習なんてまだまだ、、」と謙虚ゆえの思考なのかも知れませんが、英語の音を知らないまま英語学習の取り組む方が、非効率です。


文字にしてくれたら簡単に理解できるのに、

「自分で発したら誤解された」

「相手の言ったことが簡単な内容だったのに聞き取れなかった」

ということが起こるからです。

あとからまた発音を学習しなおすことを考えたら、余分な時間とエネルギーを使うことになりますので、ぜひ発音も土台だと言うことを忘れずに、せめて発音の基礎部分だけでも英語学習に組み込んでほしいものです。

英語学習は、それ相応の継続学習と長い時間が必要で、することもたくさんあって大変なのですが、

長い目でみて、結局やり直しや覚えなおしにさらに時間とエネルギーを費やすことを考えたら、長期的な英語学習計画とそのための基礎力について考えることは大事だと思います。